金魚妻
これまでの自分だったら選択しなかった事を選択してみよう。と
新しい発想や、新しい思考を取り入れてみる。ということをしている。
その一環で今日、レンタルした漫画は『金魚妻』黒澤R
テーマが不倫、いけない恋、みたいな短編の物語が漫画になっている。
オモシロい。夢中になって読んでしまった。
なぜこの本はこんなにオモシロいんだろう
読んでいてドキドキする。リアルだから・・・いやこの漫画で書かれているような経験はない。からリアルかどうかはわからない。でも絵が本当に上手い。絵のセンスが無い僕でも、物語に引き込まれる、表情や色気が凄まじく描かれている。
絵だから静止画のはずなのに躍動感があって、物語に引き込まれるポイントになっている。黒澤Rさんの絵だけで見る価値がある。絵の事を全く知らない僕のような素人にも黒澤Rさんの絵が卓越しているのがわかる。
人はなぜ、リスクを冒してまでいけない事とわかっていながら危ない橋を渡ってしまうのか、取り返しがつかなくなるかもしれない。とわかっていても人は理性を超えて、理性を超越して本能が勝ってしまう事がある。経験がないから推測だけど
他人事だろうか、いけない事をしてみたい。と思ってしまっている自分がいる
そもそも僕がこの漫画を手に取ったのは、今までの自分だったら見ないような漫画を見てみよう。という取り組みだ。30歳をすぎ、今まで慣れ親しんだ環境や選択を一回突き放して、現状維持を超えて、新しい発想や思考新しい概念みたいな、凝り固まった脳みそを一回ほぐしてみよう。という取り組みをしている中で出会ったこの漫画は僕が意図している、脳の活性化、新しい発想を取り入れる。という取り組みに大いに役立っている。と感じている。
いやもう純粋にオモシロいからそんな建前はどうでも良い、オモシロいから読んでいる。でいいではないか。
人には現状を維持しようとする、ホメオスタシス。という機能が備わっている。
何か変化を起こそうと思っても、現状を維持しようとする働きが人間には備わっている。
金魚妻の物語は現状を打破しかしていない。生命力を感じる。エナジーを感じる。
それは本能として備わっているのかもしれない。シンプルに性欲という言葉だけでは
言い表せない。エネルギーを感じる。この漫画からはエネルギーが迸っている。
リスクを負っている人はセクシーだ。もちろん形や状況によってセクシーという言葉で形容しては道徳やモラルが問われる事だってあると思う。
この漫画はたくさんの学びを与えてくれる。ありがとう。